2日間にわたって計4回行われた、第2回講座の最終地は
奥藁科地区にある「大川生涯学習交流館」です。
前日の安倍奥や奥清水でのカレッジに参加できなかった方も、
この回に参加してくれました。
ここ奥藁科と言えば静岡茶の祖「聖一国師」の生まれ故郷というイメージが浮かびますが、さらに魅力的な特徴がたくさん湧いてきました。
日本の国蝶オオムラサキの生息地。
コラーゲンたっぷりの猪皮煮が食べられる。
楢尾の石仏。
昔から土地を見守るスギ、ヤマザクラ、イチョウなど多くの大樹。
…などなど
土地に根ざした素材を磨き、価値を高めることで
他方面から人を呼べるアイテムに成長するのだそうです。
そして、着地型観光に求められているものは『4K』。
環境…自然の息づく土地
健康…体にいい食事や、運動など健康づくりにつながるもの
交流…地域の人との温かいふれあい
教養…昔ながらの伝統や生活の知恵などの伝承
ツアーに参加する人たちが、求めている「4K」を
その土地らしく魅せていく必要性があるのでしょうね。