近年、パワースポットとして注目を浴びる『河内の大石』。
県道196号線を上っていくと、小さな橋の脇に
大きな石に直書きされたユニークな看板が見えます。
看板の指示に従い、細い道を右折。
ほんの少し走ると、4~5階建てのビルほどの大きさの石が現れます。
すごい迫力です!
この石は、安政東海地震とその後の水害によって、この地に運ばれたとか。
現在の場所より1.6kmほど興津川の上流、真富士山の中腹にあり、
地震で崩れ、翌年8月の豪雨で土石流となって流れ着いたそうです。
高さ19m、周り60m。
山から落ちてきた大石は、「山の神」の化身をして村人たちの崇拝の対象になりました。
なんと山の神様は、1年に12人の子を産むいう言い伝えがあり、この大石が「安産石」と呼ばれるようになったようです。