国の重要無形民族文化財に指定されている有東木の盆踊り体験教室その3です。
まずは復習です。有東木の盆踊りがなぜ国の重要無形文化財に指定されたのかですが
・男女が別れて踊るのは珍しい
・コキリコやササラなど、古い楽器を使う
・先祖を迎え、先祖を送るという、お盆の本来の意味が残っている
などがあげられます。
体験教室第二回目の今回は、前回までの復習と、新しい演目の練習を行いました。
1枚目の写真は、おおぎ車の練習シーンですが、茶つぼ姉の動作、所作、扇子の扱い方は、師匠たちと明らかに違うのでございます。
茶つぼ姉の動きには、優雅さ、しなやかさがないのでございます。ぎこちないしぐさを見かねた師匠が直接ご指導下さいました。
「も~と、扇子をか~るく、こ~して、もたにゃん、ダメだだよ!こうしてね~」
演目により扇子の持ち方が異なります。忘れないうちに、写真にとっておきました。
今回は、ささらを使っての踊りも練習しました。演目は「しりふりざさら」です。
このささらを擦って音を出します。素敵な音がします。
しかし、これを優雅に、踊りながら奏でるのは難しいのでございます(汗)。
有東木の盆踊りの本番は14日(火)です。盆踊りの練習も残り1回となりました。
頑張って、覚えないと!
<有東木の盆踊り>
開催時間:
8/14 19:00頃~24:00頃
8/15 19:00頃~24:30頃
場所・会場:
東雲寺
アクセス:
JR静岡駅より自家用車で60分、新東名「新静岡IC」から県道27号線で約40分
TEL:
054-298-2075(有東木芸能保存会 白鳥様)