奥藁科の水見色きらく市さんでは、水鉄砲作りや水羊羹作り、バームクーヘン作りなど、定期的に体験プログラムを実施されています。
写真は、9月の中秋の名月の前日に開催された「へそもち(お月見だんご)作り体験」のときのものです。
このときは私達も体験させて頂きましたが、最初に資料が配られ、まずは、「へそもち」の説明がされ、そのあと中秋の名月には欠かせない、「すすき」を取りにいきました。
まずは、ススキを刈る際の注意事項を教えて頂き、各自で刈ったあと、リーダーの勝山さんよりお話がありました。
「みなさん!集まって下さい!私がここにお嫁にきたときに、お姑さんに教えて頂いたことです。とったススキを束ねるのに、わざわざ紐は使わないんですよ。とったススキを使ってこうやってね~・・・束ねるんですよ。あるものを、頭を使って、工夫する。昔の人の知恵ですね」
と、おっしゃって、見せて下さいました。
凄いな~!パッ!パッ!パッ!キュッ!チョットしたことでは束は緩みません。しっかり、つよ~く束ねられていました。
体験を通して、昔の方の知恵まで教えて頂き、とっても有意義な時間となりました。