1月30日、31日に1泊2日の日程で
福岡県の旅行関係者を対象としたモニターツアーを開催いたしました。
訪れたのは、奥藁科を中心とした聖一国師、徳川家康ゆかりの地。
静岡にまつわる偉人たちの軌跡をたどる旅となりました。
九州地区から旅行業のエキスパートが参加してくださり
貴重な意見を聞かせて頂きました。

まずご一行は
福岡空港を10：15分に出発、富士山静岡空港に11：35分に到着。
バスで静岡市内まで移動されました。

バスを降りた場所は
静岡市葵区にあります「手打ち蕎麦　たがた」さん。
地元食材と、静岡在来のそばの特製ランチを堪能しました。

始めに登場した前菜の盛り合わせには
地元野菜だけを食べて育った鶏のだし巻き玉子
ヒエやゴマ、そばなど雑穀を加えたご飯の小さなおにぎり
昆布の佃煮…どれにも静岡で収穫された食材が使われています。
続いて、野菜天ぷらの盛り合わせ
静岡在来のそばと続きました。

ご主人の田形さんは、以前から静岡在来の品種の保存に尽力されています。
足久保や井川などの地域で蕎麦栽培にも関わっています。
その田形さんから、食後にお話を伺いました。
聖一国師が中国から持ち帰った製粉技術で蕎麦、うどんなどの麺が広まったこと、
徳川家康が蕎麦文化を発展させたこと、
静岡では信州よりも早く蕎麦栽培が行われていたことなど
静岡人も知らない静岡蕎麦にまつわる昔話をたくさん聞きました。

※今回ご用意頂いた「静岡在来」は収穫量が少ないため数量限定です。
遠方から訪ねる場合は、あらかじめお問い合わせください。

たがたさんのデータはこちら↓です。
【手打ち蕎麦　たがた】
静岡市葵区常磐町2丁目6-7
電話　054-250-8555
営業時間　11:30～13:30　17:30～22：00（蕎麦がなくなり次第閉店）
定休　月曜　第一日曜
web　http://www.soba-tagata.com/