聖一国師の碑の前でお参りさせて頂き、生家の周辺を散策したあと、皆様をご案内したのは大川生涯学習交流館でした。
エッ!?交流館(公民館)になぜ、皆さんをご案内するの?と思われたかもしれませんね。
実はここでも、次なる奥藁科おもてなしの席をご用意させて頂きました。
引き続き、花井先生に、ミニ講座をお願いし、皆さんには、お話を聞いて頂きながら、こちらの地域(大川)で採れたお茶と、そのお茶受けに「赤かぶ漬」を召し上がって頂きました。
この「大川の赤かぶ漬」も、福岡と深いご縁のある「赤かぶ漬」なんです。
原料の赤かぶはもちろん、地元大川産ですが、使用しているお酢は、博多産です。
これは、2009年6月に富士山静岡空港が開港しました。
開港前から、大川地区の女性の皆さんが、自分達でも、何か地元のものを使って、空港開港を盛り上げることが出来ないかとお考えになり出来た商品がこの「大川の赤かぶ漬」でした。
地元産の赤かぶに、就航先である、博多の酢と、北海道の甜菜糖を使い開発されたものです。
1枚目の写真を見て頂くと、きれいな赤色ですね。
これは大川の赤かぶはもともと、赤色が濃いのが特徴ですが、酢に漬けることで色素が酢に溶け出しより鮮やかな赤色になっているんです。
地元で長年活動されている女性陣のリーダーでいらっしゃる森久子さんに、開発秘話などをお話し頂きました。
皆さん、美味しい!美味しい!と箸が止まりません。
この美味しさは、博多の酢にあるようです。博多の酢は、他の地域の酢とは異なり、甘めとのことです。
「大川の赤かぶ漬」は、千枚漬けと切漬(ピリ辛味)の2種類あります。
森さんには、ご遠慮なく、商品をお持ち下さるようにお願いしたところ、ま~皆さん、買うわ!買うわ!
お持ちくださった分が即、完売となりました。
それでも足りない方には、お帰りの際、富士山静岡空港でも販売している旨、お伝えいたしました。
(在庫も空港に確認済み!これも想定通りです!)
皆さんに大好評でした、「大川の赤かぶ漬」は、静岡市大川加工センターや静鉄ストアセノバ店でも販売しています。